フライ級タイトルマッチ
世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦が行われました。防衛戦に臨んだチャンピオンの亀田選手は判定で挑戦者・坂田選手を破り、初防衛に成功!!結果は予想以上の点差が付いての判定勝ち。亀田選手は「結果には満足してます」とコメント後、「この内容ではファンのみんな、家族のみんなは納得してないと思う」と満面の笑みとはいかなかったようです。
試合は序盤、まず攻勢に出たのは坂田選手で低い姿勢から積極的に前進。しかし序盤は距離を保っていた亀田選手だったが、中盤で反撃。それに対し、坂田選手はバッティングにより、右まゆ付近から出血してしまった。坂田選手は出血が目立ったが、手数を減らすことなく前へ前へとプレッシャーをかけ、優位な展開のまま試合を折り返した。終盤9R、反撃したい亀田選手は、カウンター気味にワン・ツー。右ストレートが坂田選手の顔面を捕らえ、坂田選手はややぐらつき、両目付近から出血したが、それでも下がることなく応戦した。
結局、両者譲らず判定戦へ。結果は3−0で亀田選手が初防衛に成功した。